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zoom RSS 林えいだい著「重爆特攻さくら弾機」

<<   作成日時 : 2009/10/13 19:11   >>

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光人社の林えいだい著「重爆特攻さくら弾機」を読みました。
NHKの証言記録・兵士たちの戦争「重爆撃機 攻撃ハ特攻トス〜陸軍飛行第62戦隊〜」を今年8月の終戦特集でやってました。
同じ題材の戦記本となります。
陸軍は四式重爆撃機「飛龍」を特攻機仕様に改造したト号機(800kgX2の爆弾を搭載)を製造。
またト号機より更に威力を増したさくら弾(2.9tのモンロー効果を意図した成型炸薬弾)機を製造して出撃させる。
この「さくら弾機」、あまりにも巨大な爆弾で胴体に組み込んでも収まりきらず、改造機を上部がこぶ状に突き出した異様な姿です。
その姿にも圧倒されますが、何と言っても操縦席の後ろにその大型爆弾を積むという発想。まさに人が操縦するという事を無視した設計です。
武装は全部取り外してもあまりの重量オーバーで操縦も非常に困難だったとの事。
隊員の証言も「いい気はしなかった」って、そりゃいくら特攻でもこんな機体には誰も乗りたくないですよ。
それでも任務についた隊員達の気持ちを想うと胸が熱くなります。
NHKの番組では取り上げられなかった(TVというマスメディアの限界?)記事がこの本にはあって
東海沖特攻の際に戦隊長が戦果の期待出来ない重爆特攻に激しく反対していた事(出撃して特攻戦死)
また、沖縄出撃の前に放火事件があり、朝鮮人の特攻隊員が事前の聞き取りもなく憲兵に連れて行かれた事など生々しく描かれています。
特にこの辺の下りは関係者の口が重く真実に辿り着くのが並大抵の事ではないんですが、何度も足を運ぶ著者の執念が感じられました。
(しかもやっと真実に辿り着いたと思ったら、別の書籍で本当の真実を知るという皮肉・・・)



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