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zoom RSS 保阪正康著「瀬島龍三―参謀の昭和史」

<<   作成日時 : 2010/01/06 18:36   >>

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保阪正康著「瀬島龍三―参謀の昭和史」を読みました。
ちょうど不毛地帯がオンエア中で、壱岐正のモデルとなった瀬島龍三を知ってみたいと思って読んだのですが、かなり批判的に書かれた本です。
「沈まぬ太陽」を観ても思ったのですが、山崎豊子の主人公はモデルになった人を美化しすぎるところがありますね。
まぁ、あくまで小説であって、そうした方が俄然面白いので仕方ない部分もありますが。
瀬島龍三は、太平洋戦争時には大本営作戦参謀、高度経済成長期には商社の企業参謀、そして中曽根政権下の行政改革では臨調・行革審の政治参謀と活躍した人物です。
太平洋戦争で参謀を勤めた方で、終戦時自決する方、ひっそり生きる方、表に出て活躍される方と様々ですが、瀬島龍三は11年間シベリア抑留の経験と帰国後の活躍の落差が激しく実に興味深い人生を送ってます。
筆者は「核心に触れる部分ははぐらかされてしゃべってもらえない」といい、特に
「開戦直前の大統領から天皇陛下への親電が遅れた疑惑」
「レイテ決戦時、通信参謀からの海軍発表の台湾沖航空戦の戦果は疑問報告の握りつぶし疑惑」
「ソ連との停戦交渉での書面内容を日本側で唯一語れる人物(当時)で真実を話すべき−捕虜を労働に使役する了解があったのではないかという疑惑」
を糾弾しています。
どれも止むを得なかった、の一言で済ますには、いや済まされない問題であり、やはり瀬島龍三は真実を話すべきだったと思いますね。
これは現場の参謀と中枢にいる参謀の温度差を象徴している様な気がします。

瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫)
文藝春秋
保阪 正康

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